2020/10/19 03:35
妄想コーディネートとは
この人がこのコーディネートしてくれたら
素敵だなあ、だよね!
と、リトハピ店内の洋服を使って
夫婦で勝手にあれこれ妄想しながら
勝手にコーディネートを提案して意見を出し合う
リトハピ定番の遊びのようなものです。
今回は、QTUMEから届いたモッズコートをきっかけにして
全盛期だった90年代ブリットポップのアーティスト(男性)を思い浮かべながら
女性服でコーディネートを妄想してみました。
※ 個人的偏見によるコーディネート案なので
興味がもてないみなさまは
コーディネート写真をさらりとお楽しみください。
先日、QTUMEからモッズコートが届いたので
娘のために買ったタンバリンを使って
こんなコーディネートを考えていました。
イギリスのバンド、oasisのボーカル
リアム・ギャラガーをイメージしたコーディネート。
(リアムと言えばモッズコートをきてタンバリンをやる気無さそうに叩きながら
やる気無さそうに歌うという固定観念)
後ろが長めのAラインシルエットは、QTUMEの得意技です。
フードも立体的で、きれい目に着られるモッズコートです。
QTUMEはブルゾン系のアウターの形がいつも綺麗だなぁと思います。
中に取り外し可能なベストもついていて機能的でもある1着。
続いて、フレッドペリーのポロシャツにFILA、KAPPAなどのスポーツブランドのジャージを
ジャストサイズでかっこ良く着こなす(←着ている本人がかっこいいから)
blurのデーモン・アルバーンに着て欲しいKOFTAのブルゾン
でもこのブルゾンはジャストサイズではなくてむしろオーバーサイズなシルエット
そでも裾もふっくら膨らみがある形なので
リトルハピネスのラインアップではだいぶスポーティなテイストなのですが
このオーバーサイズ感が女性のもつ愛らしさを引き立ててくれる1着です。
他のコーディネートはwebshopをご覧ください。
続いては
the verveというバンドで1989ー2009年までボーカルとして活躍し
いまは個人で音楽活動をしている
リチャード・アシュクロフトに着て欲しいコーディネート
97年にシングルカットされたthe verveの
bitter sweet symphony はpvの映像も印象的。
音楽も終始一定の旋律の上でリチャードアシュクロフトが歌っている曲で
こういう曲ってロックやポップであんまりないような?と思っています。
(あまり音楽に詳しくないので細かなツッコミはお手柔らかに、、)
こちらのライダースはventriloquist。
ライダースには珍しく
後ろ身頃の裾が少しフレアリーでウエストがカチッと締まらないのが特徴。
たっぷりとしたワンピースなど合わせるとこのデザインの便利さがよりわかる
コーディネートの幅がひろがるライダース。
webshopはこちら。
ライダースの中に来ているのはdivkaのプルオーバー
スカートはventriloquistの定番
デニムの変形スカートです。
上下とも変形アイテムですが、デザインが良くシルエットが綺麗なので
しつこくならないコーディネート
このコーディネートもリチャード・アシュクロフトぽいですね。
続いては、こんな格好をしているのは雑誌でもpvでも画像検索でも出てこないけれど
きっと普段着に着こなしてくれるだろうという
イメージで考えた
PULPのジャービス・コッカーのためのコーディネート
縦にすらっと見えるシルエットと
ラグジュアリー感のあるテキスタイルを使った
正統派のジャケットデザイン。
アシンメトリースカートはdivkaの定番です。
長身細身、歳をとってますますカッコ良さに磨きがかかった
ブリットポップ全盛期のファッションリーダー。
95年発売の
終盤に始まるなよなよした踊りは、いつか娘と踊りたいです。
番外編
radioheadのトム・ヨークがしていそうなバランスをイメージしたコーディネート
waldoのブラウスとjun okamotoのウールパンツです。
waldoのブラウスはwebshopに載せてあります。
背があまり高くないトム・ヨークがちょっと緩めのシルエットで可愛く着ていそうなのです。
トム・ヨークは来日の際には必ずUNDERCOVERのショップに寄るとか寄らないとか。
マルジェラも愛用ブランドだそうですが
デザイナーがジョン・ガリアーノに代わった今でも愛用しているのでしょうか。
radiohead、トム・ヨークに関しては好きすぎて
無駄に色々書きそうなので
関連して
「ダンサー イン ザ ダーク」で主演と音楽を担当したアイスランドの歌姫ビョーク 風コーディネート。
(「I've seen it all」でトム・ヨークとデュエットしている)
ビョーク のステージファッションはとんでもないので
(どれだけ飛んでいるかはELLE web magazineをご覧ください)
日常をちょっと幸せにするリトハピ店内のラインナップでは
ビョーク は表現できないなあと思いましたが
いそいそブリットポップコーディネートを撮影しているようすを
半ば呆れ顔で眺めていた主人も
確かにビョーク ぽい
と言っていました。
munichのスカート
divkaのコート
「ダンサー イン ザ ダーク」観たことある方は
どんな感想をお持ちですか。
私は映画館で観てハンドカメラによる映像の揺れに酔い、
前席の人のアフロヘアで首を斜めにしながら観たことで酔い
一度席を外しました。
映画内容も相まって、暗くて辛い記憶しかありません。
妄想コーディネート(ブリットポップ編)は以上です。
全てが個人的なイメージによるコーディネートなので
異論がある方も、そもそも人物が分からないから意味がわからない
という方もいらっしゃると思いますが
誰々にこういう服を着せたい!絶対似合う!
と妄想することもお洋服の楽しみ方のひとつと考えています。
みなさまのご意見ご指摘お待ちしております。
そういえば10/10放送の「ファッション通信」(bsテレビ東京)は
「MUSIC IN MODE part2」というテーマで
ランウェイで使われる音楽に焦点を当て
モードと音楽の関係性について検証する
といった内容でした。
コムデギャルソンとオノセイゲンの話から
20春夏のアンリアレイジのショーでテルミンが使われたことまで
興味深い内容でした。
前の週にpart1が放送されていたのに
(今回が日本ブランド編だったのでpart1はきっと海外ブランド編だったはず)
見逃し撮り逃してしまったのが残念、、。
故 高田賢三さんのKENZO 97年パリコレの映像も流れていて素敵でした。
コレクションも音楽もよかったけれど
モデルさんの二つ分け三つ編みスタイルが可愛かった。
もう23年も前のショーなのに洋服だけではなくてヘアメイクや使う音楽まで今みても古臭くない。
そういうブランドって他にもあるけれど
どうやったらその時代の空気にとらわれすぎず、
デザイナーさんが表現したいことへ突き進んでいけるのだろう。
そんなことを考えていました。
今回も長文にお付き合いいただきありがとうございます。
またよろしくお願い申し上げます。
おまけ
blink 182のコーディネート